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★3 | 祇園囃子(1953/日) | 今も昔も男はスケベだし、女がひとりで生きていくのは楽じゃない。そんな普遍を思い知らされるようで興味深い。祇園の雰囲気の描出はさすがだが、東京の旅館でのシーンの露骨さも素晴らしい。 | きわ | [投票(1)] |
★4 | トニー滝谷(2005/日) | 衣裳部屋で突如泣き崩れる宮沢りえ。その気持ちは確かに自分にも伝わってきた。何故なのか説明などできない。理屈ではないのだ。 [review] | トシ, 鏡, リア, 水那岐 | [投票(4)] |
★3 | みんなのいえ(2001/日) | 「ものをつくる」ということ。そして「つくる」対象が「家」であること。このモチーフによって生み出されるほのぼの感は良い。ただやっぱり1時間50分もかけて描くほどの題材ではないと思う。 [review] | ダリア | [投票(1)] |
★3 | KT(2002/日=韓国) | 「時代」が画面から滲み出ている。テンポが良くなく、展開がスムースさに欠けるのでいまいちノッていけなかったが、そのゴツゴツ感も含めて時代を演出していたのかもしれない。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★3 | 恋人までの距離〈ディスタンス〉(1995/米) | ステキな話だ。夕暮れ、真夜中、明け方。一晩の間に移ろいゆくウィーンの町が、とにかく美しい。もし自分が若い頃、20代前半までに観ていたら、この夢のような奇跡の一夜の物語に浸り込み、絶賛していたことだろう。 [review] | ゑぎ | [投票(1)] |
★4 | ぼんち(1960/日) | 女たちに振り回される人生、でありながらも、けっしてノラリクラリかわすだけでもなく尻に敷かれるばかりでもなく、何とか一矢報いようとする「きくぼんの意地」が垣間見えることで、話に一本筋が通っている。 [review] | ぽんしゅう, 直人, けにろん | [投票(3)] |
★2 | 評決のとき(1996/米) | 確かに、結果的には人種差別の根の深さや陪審制の弊害を考えさせられる作品になっているが、それが製作者の本来意図した目的だとは思えない。陳腐な感動を狙って失敗してるだけだと思う。 [review] | tkcrows, 埴猪口 | [投票(2)] |
★3 | 黄泉がえり(2002/日) | 最愛の人が甦ることによる歓び、戸惑い、そして受容の過程をユーモアを交えつつ丁寧に紡ぐ前半はなかなか秀逸。が、主人公2人の物語が胡散臭く破綻していくにつれ、次第に興醒めしていった。 [review] | おーい粗茶, sawa:38, ボイス母 | [投票(3)] |
★5 | マグノリア(1999/米) | 時間が経てば経つほど、思い出すほどに、「また観たい」という気持ちが強くなる、評価が上がる稀有な作品。 [review] | 死ぬまでシネマ, べーたん | [投票(2)] |
★5 | ローマの休日(1953/米) | これはラブストーリーではなく、友情物語なのだ。 [review] | 死ぬまでシネマ, ゲロッパ, 町田, ユリノキマリ | [投票(4)] |
★4 | 櫻の園(1990/日) | モラトリアムなウダウダ感とウラハラに、この瞬間が二度と来ないことへの自覚も表現されている。丹念できめ細かい演出に感心した。 [review] | 死ぬまでシネマ, ゑぎ, けにろん, ぽんしゅう | [投票(4)] |
★3 | 死ぬまでにしたい10のこと(2003/カナダ=スペイン) | 彼女に共感できるかできないかとか、倫理的にどうだとか、そういったこととは別の次元で、人間たるものの本質というか「業」というか、そういうことを考えさせられる。 [review] | ゑぎ, 水那岐 | [投票(2)] |
★4 | ジャッカルの日(1973/米) | 淡々とした硬質のドキュメンタリータッチに最初は戸惑ったが、事実の積み重ねによって大きなドラマを描くという手法が徹底しているし、全体として紡がれたストーリー自体がかなり面白い。 [review] | ぽんしゅう | [投票(1)] |
★4 | キートンのハイ・サイン(1921/米) | 一つ一つのギャグがよく練られてるし、ストーリー展開もスムース。なかなかの傑作。屋敷中を飛び回るクライマックスのテンポも良し。 | ゑぎ, わっこ | [投票(2)] |
★5 | 野良犬(1949/日) | 「なに!ピストルをすられた?!」一切の前置きなくいきなり核心に入るオープニングにぐっと心捉まれた。あくまで直情的で一途な村上(三船敏郎)の姿が、暑い暑い戦後の街に映え、最後まで目が離せない。 [review] | 山本美容室, ina, ジェリー, chokoboほか8 名 | [投票(8)] |
★3 | 電気屋敷(1922/米) | キートンらしいダイナミックなアクションが少なくやや物足りない。 [review] | わっこ | [投票(1)] |
★4 | キートンの化物屋敷(1921/米) | 接着剤ネタと滑り台はコントの王道。 [review] | わっこ | [投票(1)] |
★4 | バージニア・ウルフなんかこわくない(1966/米) | なんとも密度の濃い台詞の洪水。あまりの見応えにドッと疲れが出る。熱出そう。人の奥底に潜む”悪意”が剥き出しになっていく様に空恐ろしさを感じるのは、それが本質を衝いているからこそだろう。 | 水那岐 | [投票(1)] |
★3 | ジョー・ブラックをよろしく(1998/米) | クレア・フォーラニの魅力にかなりクラクラしました。古き良きハリウッド映画の雰囲気を狙ったんかな。ゆったりとしたペースといい、ちょっとアナクロな大金持ちの豪邸を舞台にしていることといい。 [review] | きわ, ダリア | [投票(2)] |
★4 | 乱れる(1964/日) | 人の世に対する冷徹な眼差しに痺れる。精緻な人間描写に唸る。 [review] | 山本美容室 | [投票(1)] |