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緑雨さんの人気コメント: 更新順(24/56)

人気コメント投票者
★3父と暮せば(2004/日)静かではあるが力強く心に訴えるメッセージは、永遠に語り継ぐべきもの。が、「映画」としてはどうか。 [review]けにろん, sawa:38[投票(2)]
★4マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015/豪)美しい5人の妻(しかもお腹が…)という設定からして、如何わしい想像力を掻き立てられる、下衆の極み。下衆な世界にきっちり足を踏み入れようとする気概が今どき貴重だ。火を噴くギタリストはいかにも’80年代的センスで、全く意味がないのが嬉しい。まー, 月魚, jollyjoker[投票(3)]
★3陸軍中野学校(1966/日)スパイ講習の数々が単なる羅列にしかなっておらず前半は退屈。後半になってやっとストーリーが動き出してからの、運命の非情さを感じさせる展開は悪くない。 [review]寒山拾得, けにろん, TOMIMORI[投票(3)]
★5ベスト・フレンズ・ウェディング(1997/米)シーンが切り替わるタイミングで映し出されるロングショットがどれも綺麗だし、高層ビルの谷間を流れる川を下る遊覧船からの光景も気持ちいい。”都市の美しさ”をうまくとらえた映画だとも言える。 [review]マカロン, tredair[投票(2)]
★4マレーナ(2000/米=伊)嫉妬や偏見、集団虐めなど人間の嫌な面を暴いているが、どこかあざとく思えてしまうのは人物に対する描き込みがいまひとつ浅いせいだろう。それより何より、改めて観ると素晴らしい画面に溢れた映画だ。 [review]3819695[投票(1)]
★2テルマエ・ロマエ(2012/日)前半部はともかく後半部はわざとつまらなくしてるのでは、と思ってしまうほど面白くない。現代日本のバス・トイレタリーとの異文化邂逅を、作劇上ルシウスの出世の道具としてしか使わず、後半部ではその可笑しみが完全に死んでしまっている。 [review]けにろん[投票(1)]
★4驟雨(1956/日)不器用で天然っぷりがかわいらしい原節子と、家では虚勢を張っているが外に出ると器の小ささを露呈する胃弱夫・佐野周二。典型的な小市民の子無し夫婦の姿を見るようで、身につまされるとともに苦笑がもれる。 [review]けにろん, 若尾好き, 3819695, G31ほか10 名[投票(10)]
★4苦役列車(2012/日)決して悪人ではないが徹底してダメ人間という主人公=原作者の人間性を自虐的なまでに赤裸々に描くこの作品が哀切さとともに可笑しみを以て立ち上がる事象の裏に、我々観客が隠しきれない優越感や差別意識が潜んでいることは否定できない。 [review]おーい粗茶, 3819695, けにろん[投票(3)]
★2レオン(1994/仏=米)随一のシーンを挙げるとすれば、買い物から帰ってきたマチルダが自宅での異変に気付いて足を止めずにレオンの部屋のドアの前で泣いて請う姿を、鍵穴越しに撮る場面だろう。 [review]ぽんしゅう, ジェリー, けにろん, ナム太郎[投票(4)]
★4セッション(2014/米)ジャンルは「サイコ・スリラー」でもいいんじゃないか。 [review]けにろん, 水那岐[投票(2)]
★3リンダ リンダ リンダ(2005/日)アメリカン・グラフィティ』ならぬ”ジャパニーズ・JK・グラフィティ”。未だ世間の荒波に晒されていない、女子高校生たちの生態(要はダラダラとした日常)が紛うことなくフィルムに焼き付けられている。 [review]ゑぎ, けにろん[投票(2)]
★3七年目の浮気(1955/米)室内・少人数・超長尺のシーンをこれだけ延々と見せられると、一つの芸だなとは思わされる。イーウェルは卑屈で鼻につくし、モンローは可愛いがいくらなんでもバカっぽい。それでも観られてしまうのは、パドル、植木鉢、タバコ、塞がれた階段、など、小道具の魅力のおかげだろう。ゑぎ, けにろん[投票(2)]
★3バロン(1988/英=独)こんないいかげんな大法螺話を真剣に創ってしまう、その姿勢が素敵だ。生真面目な浪漫主義。その思想はストーリーにもそのまま反映されている。大事なのは理屈ではなく、夢を信じる精神の持ち方なのだというロマンチシズム。 [review]Orpheus, ぽんしゅう, YO--CHAN, けにろん[投票(4)]
★3トゥルー・クライム(1999/米)この主人公はイーストウッドそのものなんじゃないか。空気を読まず自ずからの信念と感性で突っ走る独善性、制御不能な下半身、老齢ながら若い女房と幼い子もちであるとのプロフィール。 [review]けにろん, 3819695[投票(2)]
★46才のボクが、大人になるまで。(2014/米)エラー・コルトレーンの眼差しが12年経っても変わらないことに驚く。6歳時に撮影した際にはどのような青年に育つのか全くわからなかったはずなのに、まるで逆算したかのようにその表情を的確に捉えているという奇跡。 [review]カルヤ, セント[投票(2)]
★3ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011/米)どことなくスティーブン・キング風というか、いかにもアメリカ文学的なお話で暖かみはあるのだが、ややセンチメントに流れすぎて面白くない。ファンタジックでありながら案外予定調和。「偶然」を「奇跡」にまで昇華させるだけの独創性や複雑さに欠けている。 [review]カルヤ, けにろん[投票(2)]
★3アメリカン・スナイパー(2014/米)全編に漲る緊張感は流石だが、期待していた「イーストウッドらしさ」は影を潜めている。『ハート・ロッカー』や『ゼロ・ダーク・サーティ』と何が違うのか?と問われると容易に答えられない。御大の手によってもなお、米国があの戦争を主観的に昇華するにはまだ時間が足りないということか。ALOHA[投票(1)]
★4ギター弾きの恋(1999/米)温和な陽光を浴びているかのように黄色がかったフィルムが、眺めているだけで和みを与えてくれる。どうってことない小品だけど、幸せな昔話風な感じが悪くない。 [review]けにろん, DSCH, 牛乳瓶, ぽんしゅう[投票(4)]
★5風立ちぬ(2013/日)ここで「生きる」とは「誠実に生きる」ことである。何故誠実に生きなければならないか?人間の人生は有限だからだ。人生の有限性を否応にも実感させられる年齢にならなければこれは伝わらないだろう。その意味でR-40指定。 [review]ALOHA, イリューダ, 3819695, ぽんしゅうほか7 名[投票(7)]
★3夏の終り(2012/日)満島ひかり無双。若さと艶の絶妙なる均衡、清冽が成熟へと移ろいゆく貴重なる一瞬が切り取られ、このような「作品」として残されることを幸せに思う。 [review]セント, 3819695[投票(2)]