自分もご多分に漏れず「反米」なので、溜飲を下げるにはもってこいの映画。

だけど憂さ晴らししてるだけじゃダメで、ここから何かを感じ取り自分の問題として考えないと。

我が国ニッポンはどうか。正直な話、玄関に鍵をかけないカナダよりは、危険から身を守るため武装するアメリカの方に共感してしまうというのが事実では。「我々はそんなに隣人を信用しているだろうか」と自問してみると、けっして他人事と思えない。「平和ボケ」してられるうちに真剣に考えておこう。

最後に、あんなヨボヨボな姿を晒してまで一応インタビューに答えてくれたチャールトン・ヘストンって、結構いい人かも。