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[コメント] 普通の人々(1980/米)

若かりし頃に観た際には真にこの映画を理解できていなかった。家庭を営む立場になった今では、この一筋縄でいかない危うさを実感できる。ordinary peopleに捧げられた映画であることに納得する。
緑雨

オープニングのカノン合唱の後は、比較的短いシーンが積み重ねられ、両親が、ティモシー・ハットンを「腫れ物」扱いしている印象を受ける。中盤以降になると、俄然長台詞・長回しが増えていき、それにつれて、家族の間にある埋められない断絶が丁寧に刻み込まれていく。どこまでが意図された演出なのかはわからないが、この構成は巧いなと思った。

ティモシー・ハットンはデビュー作だろうか?登場シーンも多く、難しい役柄をよく演じきっていると感心する。母親役メアリー・タイラー・ムーアも複雑な人物像を感情を押し殺した表情で絶妙に表現している。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)jollyjoker

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