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[コメント] スリー・ビルボード(2017/米=英)

自己決定と自力解決の美学。法と世論とのせめぎ合いの中で、私刑はその位置付けを相対化していく。米国流リバタリアニズムの極致。ポリティカル・コレクトネスの時代に一石を投じる。
緑雨

最初はステロタイプに思えた物語構図が、悪意が悪意を、善意が善意を、熱意が熱意を呼ぶことで、登場人物たちの行動が相互に影響し合い、まったく予期せぬ方向に複雑に転がっていく。「正しさ」ばかりが要求される世の中で、何が「正しい」ことなのかを抉り、揺さぶっていく。

この映画には、投げっぱなしのラストこそが相応しい。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (8 人)なつめ[*] yasuyon カルヤ[*] ペペロンチーノ[*] 週一本[*] ぽんしゅう[*] おーい粗茶[*] けにろん[*]

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