[コメント] 間諜最後の日(1936/英)
スパイものでありながら一貫しておしゃれで軽妙な演出が利いている。本来のサスペンスも失われておらずなかなかバランスの取れた作品。
何も知らされずに任務についたら、自分の妻役が用意されていて、その上あんな情感溢れる美女だなんて、そのシチュエーションだけでワクワクしてしまう。しかも、教えられた部屋に行ってみると知らない男が自分の妻のはずの女と話をしてる。「えっ?えっ?」と思わせながら、テンポの良い場面展開でお話に引き込んでいく、ヒッチコック魔術を堪能できました。
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