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[コメント] 仔鹿物語(1947/米)

余りに素直で真面目で、誰が観ても感動を共有出来るのでは。原題‘Yearling’は動物の1歳子だが、少年のことでもあろう。何回か見ているが、この歳になって初めて良いと思った。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







昔学生の頃、友(あまり映画を知らない)がこれを観て、「こんな父親になりたい」と言っていた。その後いろいろ有って、彼とは不通になってしまったが、この映画を見る度に彼を思い出す。

この歳になって今回初めて、この映画は父親と母親をも描いていると気付いた。父親は‘都会と戦争から逃れて’この地に来た。そして作り上げた家庭を彼は心から愛しているという事がよく分かった。また母親は皆の生活の礎として、ギリギリのところでやって来たのだという事がよく分かった。

父親が‘boy’と呼んでいたのを、最後に‘my son’と呼ぶのも初めて気付いた。

そんなだから当然の如く、私はそんな父親になれていない。

あいつは今頃どこの空で、どんな父親でいるのだろうか?

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

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