心中なんて出来る訳あらへんねん。ちょっと夢見てただけや。うちとつり合いなんて、とれる人やないねんもん。そやから、あんなとこで死なせてもうたらあかんねん。

うちの心は四十八滝で死んでしもうた。それでええねん。もう何も残ってへん。

・・・博多　行ったら、今迄みたいに客の選り好みも出けへんやろな。どないなるこっちゃ。・・でも、うち　思い起こしたら、お兄ちゃんおったけど、ずーっと一人で生きて来たように思う。今度はしっかり一人やなぁ。

まぁ、ええわ。世の中なるようにしかならへんし。かまへんね、これがうちの人生やねん。