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KEIさんのコメント: 更新順

★4トッツィー(1982/米)オープニングで、主人公が若い連中に演技指導中―そして言う「役者なんて95%失業中さ」。今も昔もこれからも、どこの国でもこれは言える。映画、演劇、役者への優しさに満ちている。そして、男が本当に愛するのは男の心がわかる男だ―という理解でいいのか?あれっ?[投票]
★4カンバセーション…盗聴…(1974/米)文明の進歩は、やはり人間性を蝕んでいく・・・という事がよく分かった。そして、それはしかしながらどうしようもないのだ、という事もよく分かった。現代のサスペンススリラーの傑作。[投票(1)]
★4竹取物語(1987/日)遊び心で作った脚本が、楽しい。複数人担当の脚本は船頭多くして〜となりそうだが、市川が最後にまとめたのか、逆に良さが出たー原作にない種々のアイディア。新解釈に違和感を覚える向きもあろうが、これが真実だったのかもね?原作成立から1200年経つ事に驚く。[投票]
★4大統領の執事の涙(2013/米)黒人運動をもっと深く描くべきだとか、結局上滑りかという気もするが、これはこれで素直な良作だと思う。ウィティカーはいつも通り役になりきって好演。奥さん役のO・ウィンフリーが意外と良かった(なんでも出来る人!)。好きなA・リックマンの確かな演技が見れた。[投票]
★2ノア 約束の舟(2014/米)昨今は、アクションヒーローの乱立によるアクションシーンの多彩化(とマンネリ化)により目新しいアクションシーンが無くなった。アクションを見せ場にした本作の前半は、そういう意味では見るべきものはなかった。心理劇を得意とする監督としては、・・・ [review][投票]
★4レンタネコ(2011/日)体にスーッと入ってくる。「めがね」でも、まだ理が勝っていたシーンもあったが、本作は全くない。変に世の中が分かったような話にしていない(話自体にもなっていない所もあるが)のが良い。映画として、ちょっと弱いかなと思うので、−1点。[投票]
★3ハンナ(2011/米)画もいいが、一番良いのは音楽だろう。今迄にない映画音楽を聞かせてくれた。がしかし、物語の状況設定がいかにも安手だ。ストーリーラインはまあ退屈はしない(といっても特異性はない)。つまる所、ゲームのような映画だ。よく出来た実写のゲームを見た感じ。[投票(1)]
★3またまたあぶない刑事(1988/日)ラストシーンがふるっている。(ネタはばらしていますが、それによって本作への興味が損なわれることはないと思います。) [review][投票]
★3恐怖のメロディ(1971/米)初監督で力が入り過ぎたか。ロケーションが美し過ぎ、ラブシーンが甘美過ぎ、そしてストーカーに感情移入し過ぎる。結果、サスペンス、コワさが減じられた。mistyには(涙で)かすんでよく見えない、という意もある。エブリンの涙が印象的。ここがイーストウッドらしい。[投票]
★4ボディ・スナッチャー 恐怖の街(1956/米)ドン・シーゲルのヴィヴィドな画面も良かったが、緊迫感が更に盛り上がったのは音楽(カーメン・ドラゴン)の功績だろう。ところで1つ疑問に思ったのは、ヒーロー、ヒロインが何故か普通のカップルではないことだ。 [review][投票(1)]
★5寒い国から帰ったスパイ(1965/英)スパイ小説の最高傑作。原作比較すると大きく変えたのは1点―ヒロイン。‘胴長で長身、不器量と美人の間’になっている。多くの彼女の登場場面をカットし、映画は主人公1本で最後まで押し切った。R・バートン。ラスト1分は原作よりも心に残る名シーンになった。[投票]
★3ロンゲスト・ヤード(1974/米)アルドリッチはいつも正攻法でちょっと面白くない。今作はアメフトのルールが分からず、更に面白くない。バートはいつも口ヒゲの印象が強いが、剃ると渋さがなくなって可愛いい坊ちゃん顔になる、という発見があった。ハハハ。[投票]
★3アウトロー(2012/米)この物語は小説を読む方がたぶんもっと面白いと思う。その物語も、推理小説ファンにとっては教科書的な謎と言える程度の物。良かったのは、しっかりした主人公キャラ(さすがに原作シリーズもの)とトムの魅力だけ−だから妻はご満悦−でした。[投票]
★3沈黙の鉄拳(2009/米)久しぶりのまともな物語。といってもご都合主義は変わらない。が起爆装置片手に、のラストシーンはcoolで、思わずお前はブルース・ウィルスかと言いたくなった。悪徳刑事役のジェリー・ワッサーマンがいい味。音楽も主張をもっていて、悪くない。[投票]
★4セクレタリアト 奇跡のサラブレッド(2010/米)ダイアン・レインが上手い。主婦と馬主を演じ分けている。変人マルコヴィッチはド派手な帽子、服がよく似合った。映画全体にさらっと軽い感じはするものの、盛り上がりはしっかり有り、伝記映画はこれで良いのだと思う。隠れた佳作。[投票]
★3スティーヴン・セガール 沈黙の鎮魂歌(2009/カナダ)今回のセガール、ナイフの妙義をみせる。と言っても、いつもと変わり映えはしない。コサック音楽に乗せて大暴れ−これもいつもと一緒。でも「誰もがタフガイになりたがるが、誰もそのリスクを負おうとしない」と鋭いセリフを吐く−思わず顔を見たね。[投票]
★3ボーダー(2008/米)顔アップの映画は品がないが、この2人は演技と共に老いたりと雖も、アップに耐える。物語は私も騙された口だが、騙されたと分かっても爽やかな作品と、興味半減してしまう作品があるように思う。後者です。[投票]
★3突破口!(1973/米)のんびり屋さんマッソーが、笑い声と明るい陽射しの田舎町でのんびり銀行強盗。と思ったら警官の眉間にビシッ!、リアル。殺し屋の情報入手があっさり過ぎる以外は、進行はいたってシリアス。が全体の雰囲気はコミカル。コミカルandシリアス。微妙な味を楽しむ作品か。[投票]
★2ハルフウェイ(2009/日)練習作。映画撮影の基本−例えばショット・サイズ、180°ルール、パン、トラディションetc−が出来ていない様で、観ていてイライラする。ただ彼女らしく今時の若者の恋愛模様の切り取りはさすがに上手い。がこればかり並べているのはどうか、しっかりした物語を望む。[投票]
★4オデッサ・ファイル(1974/英)一気に観てしまう。これは原作の面白さ。ジョン・ヴォイトもなかなかの好青年。特筆は、私の好きなマリア・シェルが出ていたこと(ヴォイトの母親役)。数分ながらその実力をしっかり見せてくれた。良かった。彼女に+1点。[投票]