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KEIさんのコメント: 更新順

★5神の道化師、フランチェスコ(1950/伊)数ある挿話はあまりにあまりで・・・、現代人の感覚からすると苦笑を禁じ得ないものも多いが、<ライ病者に会う>のみはとてもシリアスだ。 [review][投票]
★5バファロー大隊(1960/米)邦題のタイトルのつけ方が間違っていると思いながら観ていると、主人公がちゃんと説明してくれた。成程、良いタイトルだ。裁判推理劇としては、上着の大きさ云々とか面白い所もあるが結末があっけなくて物足りないものの、映画としての結末は爽やかで好感が持てる。[投票]
★4ある子供(2005/ベルギー=仏)その時その時で刹那的に生きる主人公。定職を勧められても「クズ共と働けるか」。お前が一番のクズだよ。まさに今の時代を反映した作品だ。[投票]
★3黄色い星の子供たち(2010/仏=独=ハンガリー)タイトルからストーリーがすべて分かってしまう−そして、それ以上のこともないのは残念だった。が、今この映画をつくる意義は“風化させないこと”。これに尽きると思う。それには十分応えてくれた。[投票]
★3マッチスティック・メン(2003/米)〜何となく〜分かっちゃったね〜、これは。でも、細かい所ではやっぱり騙された。こういう映画は一杯騙されなっくっちゃ、面白くない、です。[投票]
★4ナバロンの要塞(1961/米)無駄なセリフがないということに注目したい。最近は、見ればわかる状況説明もセリフでするというナンセンスな脚本も多いが、見習うべきだ。更にはセリフが全くないというシーンも2か所ある。 [review][投票(1)]
★3ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密(2002/米)この映画は女性そのものだ。秘密のグループを作ってはしゃいでいるかと思うと、すごくシリアスな面ももっている。そして男には、ただただ女を愛すればいいのよ、と言わんばかりだ。[投票]
★4死刑台のエレベーター(1957/仏)後半途中、これで終わりか、まぁ良かったと思いきや、どっこいどっこい、最後の最後まで物語が語られ、見事に着地を決めた。これぞ、傑作。題材が好きではないので、−1点としようか。[投票]
★5陽はまた昇る(2002/日)大久保次長に注目したい。次長なんて役職は、その部署のことを何でも知っていなくちゃいけないし、またどんな仕事もこなす。要は何でも屋の雑用係。そしてあまり表面に出ることはない。その辺のところがよく描けていた良いホンでした。渡辺謙も黒ブチ眼鏡をかけていい味を出していた。[投票]
★3ひばり捕物帖 折鶴駕篭(1960/日)オープニングクレジットは千羽鶴が下からの炎に煽られ焼け落ちて行く、という凝った趣向。がそれだけで、後の見所は近衛十四郎の槍術が見られるぐらいか。変わりばえしないひばり捕物帳。[投票]
★3シャイアン(1964/米)物語自体は実話のようだが、これは告白か謝罪の意か。シリアスに語られて行く割には、ワイアットアープの挿話はおちゃらけている−無くてもよかったのでは。E・G・ロビンソンは相変わらず何をやらせても存在感がある。[投票]
★3マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009/米)PVのシーンがいくつかあったが、そうではなくて、完全にリハ風景にして欲しかった。、もっと議論が沸騰しなかったのか?とか、もめ事とかなかったのか?ということ。それを期待するっていうのも変な話だろうけど。マイケルが出来過ぎている感じがした。斜めから見すぎか?[投票(1)]
★3アメイジング・グレイス(2006/英=米)題材が興味深く、もっともっと良い作品に出来たはずなんだが。カットバックではなく、素直な年代記にした方が良。カンバーバッチが意外と熱演で―ただ最後のシーンは不良。2名優フィニーと ガンボンの出演シーンだけが面白く観れたなんて、この作品の底が知れた気がする。[投票]
★4扉の影の秘密(1948/米)こういう“トラウマ殺人もの”は、'48当時では随分と斬新だったのではないか。いや、今でも十分面白いのだが。特に後半のサスペンスの盛上りは圧倒的で、伏線(ちょっと分かりにくいが)を使ったどんでん返しもあり改めてラングはサスペンスは上手いと実感させる。 [投票]
★4緋色の街 スカーレット・ストリート(1945/米)エドワード・G・ロビンソンが実に実に良い。所謂"老いらくの恋"第2章か。第1章「飾窓の女」(同年製作)の方が個人的には好き―ラストの扱いで。こちらの方は話が転々として、何年か後には「あのラストはどうなるんだっけ?」と誰かに聞きそうだ。[投票]
★4復讐は俺に任せろ(1953/米)・マッギヴァーンのハードボイルド警察小説を過不足なく映画化。あぁ、面白かった!―サスペンス好きなラングにはこの言葉が一番の賛辞ではないかと思う。[投票]
★4恐怖省(1944/米)原作がスパイ小説家としても著名なグレアム・グリーンなので、物語自体が間違いなく面白い。その為か、ラングお得意の心理描写はあまり出る幕はなかった。[投票]
★5怪人マブゼ博士(1933/独)ラングらしさが一杯の傑作。そしてどんな形であれ、マブゼという名は残るだろう。 [review][投票]
★3マーヴェリック(1994/米)ラストはどんでん返しの連続で、面白いというよりあきれた。ジョディ・フォスターは、今迄何となく冷たい印象を持っていたが、こんなに愛らしい女の役が出来るとは思わなかった。演技派と改めて認識。[投票]
★4死刑執行人もまた死す(1943/米)ナチ総督暗殺後犯人は如何に逃げるか―から始まるなんて、ストーリーテラーのラングはやはり上手い。ゲシュタポ対レジスタンスの虚々実々の駆け引きであくびをする間もなく迎えるのは最後の大どんでん返し。と、一気読みではなく“一気見”だ。[投票(1)]