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水那岐さんの人気コメント: 更新順(60/82)

人気コメント投票者
★5ハウルの動く城(2004/日)開き直った宮崎駿の老境の馬鹿力!そのエネルギー源は究極の「老婆少女」だった。 [review]ina, ガリガリ博士, tkcrows, けにろんほか25 名[投票(25)]
★3他人の顔(1966/日)結局、仮面を被っても自由になることなど出来はしない。自らの存在を消して楽しもうとした男の夢は果たせず、それでもまだ男は自分を偽ろうと試みつづける。 [review]山本美容室, いくけん[投票(2)]
★4肉弾(1968/日)ひとりの気弱なネズミ男が、「死に甲斐」を求めて彷徨するということ。ネズミは可愛い「ウサギ」を抱いて、やっとオレは死ねる、と確信する。…これは砂浜と海に展開されるチープ極まりない悲喜劇だ。本当のものは何でデタラメなのは何か、知っているのはお天道様だけだ。 [review]おーい粗茶, 荒馬大介[投票(2)]
★2ロボコン(2003/日)長澤まさみは好演しているが、朴念仁眼鏡男小栗旬が、それを外すとイケメンだってのはかなり古風な演出。それ以上に、ダメクラブ(もしくは新人クラブ)が短時間の頑張りで信じられない結果を生む映画はもう食傷している。『がんばっていきまっしょい』ほどの付加価値、ひねりはせめて必要ではないだろうか。くたー, ガリガリ博士, tkcrows[投票(3)]
★3油断大敵(2003/日)演技力には格段の差があるのだが、ネコさんと美咲はそれぞれに我々を泣かせる意地を持っている。やがてジンさんがそこに何かを見いだしていくあたりに、心に響くものを感じさせられるのだ。しかし…。 [review]tkcrows, ナム太郎, 甘崎庵, sawa:38ほか6 名[投票(6)]
★4まぼろし(2001/仏)愚かなほどに信ずること、それが愛情と呼ばれるものなのだろう。シャーロット・ランプリングは既に老女と呼んでいい皺を隠さない。でも、光の当たる角度によってハッとするほど美しい。 [review]みくり, グラント・リー・バッファロー, makoto7774, セント[投票(4)]
★5茶の味(2003/日)「♪なんでアナタは三角定規なの!?」のフレーズが頭から離れない。これはオタク風味の小津スタイルムービー、しみじみする場面はちゃんとあるけれど、穏やかな展開を期待すると後頭部をどつかれます。ご用心召されよ! [review]浅草12階の幽霊, スパルタのキツネ, トシ, べーたんほか7 名[投票(7)]
★2スウィングガールズ(2004/日)シロウトからあそこまで上達した女生徒らの努力は買う。だが、練習の過程を見せるということがほとんど為されていないことは大きな減点対象。そして何よりシラケてしまったのは、言いたくはないが彼女らのコトバに、だ。 [review]ミュージカラー★梨音令嬢, SUM, tkcrows, はしぼそがらすほか6 名[投票(6)]
★3人間の條件 第1部純愛篇・第2部激怒篇(1959/日)昭和18年の満州に於いて、梶があそこまでの自由主義思想を持てたことはほとんど奇跡的なことである。その一点に限れば、この作品が『戦争と人間』よりリアリズムを貫いていない、という事実は覆い隠せないものではないか。 [review]直人[投票(1)]
★1怪獣大決戦ヤンガリー(1999/韓国)兵士「これに較べたらゴジラなんて目じゃないぜ!」…はあ、そうですかね。 [review]荒馬大介, 甘崎庵[投票(2)]
★2HINOKIO ヒノキオ(2005/日)一見口当たりのいいお菓子のような愛すべき映画とも映るが、この監督が監督経験が不慣れなせいか、イベントは唐突でエキセントリックに過ぎ、大人の観客から見れば困惑を誘われる。皆さん、監督の未来を考えて甘く採点しておられるが、自分にはこの感覚はちょっと許せなかった。 [review]直人, tkcrows[投票(2)]
★2単騎、千里を走る。(2005/香港=中国=日)チャン・イーモウ指揮による「不器用の美学、千里を走る」狂詩曲、中国官僚主義の良心を称えるアリア付き。 [review]ペペロンチーノ, 死ぬまでシネマ, セント[投票(3)]
★4関東無宿(1963/日)おかる八の伊藤雄之助と、清純な女学生松原智恵子とが作品世界を象徴して興味深い。戦前を引きずるアナクロニズムの美学と、現代に連なるソフィスティケートされた清純が共存するこの世界は、グロテスクを極めるがゆえに価値がある。ペペロンチーノ[投票(1)]
★5天使(2005/日)たとえば、カレーライスのような映画。具材も存在自体もありきたりだが、たまたま見かけた店で注文したそれを口に含み、その料理法の巧みさに笑みがこぼれる。 [review]ゆーこ and One thing[投票(1)]
★4アバウト・シュミット(2002/米)アグレッシブなマルキ親父…の筈のニコルソンの眼が今回は冒頭から死んでいる。ラストに至るまで、そこに真に満ち足りた表情は浮かばなかったし、老いのかなしみは情け容赦なく彼を襲い続ける。 [review]ベルガル, わっこ, 山本美容室, グラント・リー・バッファローほか8 名[投票(8)]
★2学校の怪談3(1997/日)子供の夢ならぬオタク世代の妄想。ギャルゲーもどきに男好きのする美少女を取り揃え、「好きな性格を選んでね♪」と言わんばかり。男子も時代におもねた性格揃いで、これでは「タイチ」の物語の哀感も何処かに吹き飛ばされてしまう。tkcrows, ボイス母[投票(2)]
★4鶴(1988/日)異論も多々あろうが、この物語の中では吉永小百合は確かに、鶴の変じた娘になっている。我々の知る、あの明るく快活で進歩的な娘ではなく、つねに怯えたように男を不思議そうな眼をして窺う、しかし秘められた強さをもった神秘的な娘である。tkcrows[投票(1)]
★3千年女優(2002/日)なにか星野之宣くさい匂いがする。まあ、リスペクトならばそれも良いだろう。しかし、この作品の監督は夢もロマンも信じないことを女優の口を借りて宣言してしまった食わせ者であった。 [review]おーい粗茶, 甘崎庵, sawa:38, アルシュほか6 名[投票(6)]
★3オリバー・ツイスト(2005/英=チェコ=仏=伊)すでに『オリバー!』を観ていたことから大方の筋は把握していたのだが、つくづく主人公ながら運命の河に翻弄される葉っ端のような少年だなあ、とオリバーを観る。 [review]tkcrows[投票(1)]
★4太陽への脱出(1963/日)いささか荒唐無稽だが、舛田利雄流ハッタリ社会派映画を満喫した。裕次郎はボンボンから男の顔になり、仕事としてもベストワークをこなしている。もっとも、東南アジア人を演じる日本人俳優たちはウソも度が過ぎているが。太陽と戦慄[投票(1)]