[コメント] 赤々煉恋(2013/日)
寓話なのだろうが、どうにも煮え切らないというか曖昧に宗教色を散りばめた、子供だましな哲学に彩られた物語。魂の存在を信じるかはその人次第であり自由でいいのだが、あくまで宗教は生きている人間のためのものだ。自殺という最終決定を下してしまった人間を救う手立てなどない、とは強調すべきだろう。語り口は巧いが今を生き悩む人には無用なアドバイス。
(水那岐)
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