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[コメント] トゥーマスト ギターとカラシニコフの狭間で(2010/スイス)

綺麗ごとの「自由と平和」を謳うのではない。自分たちの歴史と生活を鑑みて、苦渋のなかで得た民族の選択した哲学が「自由と平和」あっての生活なのだ。彼らだけではなく、押しつけられた支配者からの生き方をはねつけて哲学を貫く人々の生き方が腹にこたえる。とくに女性たちの、与えられた宗教のタブーをはねつけ力強く生を誇示する歌い方は圧巻だ。
(★4 水那岐)

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