[コメント] おんなのこきらい(2014/日)
めんどくさくも醜い、ナルシシスト女が自業自得で泥沼に堕ちてゆくプロセス。共感を手繰り寄せようにも感情移入できぬままに彼女はすべてを失ってゆくのだが、なぜか終幕は輝きに満ちている。その理由は加藤綾佳がヒロインを愛しているからだろう。たぶん女にはああいうものが根本にあり、醜さを指摘しては女そのものを否定することになるからだ。
(水那岐)
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