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[コメント] おじいちゃんの里帰り(2011/独=トルコ)

子供たちに、異文化理解の手引きとして方法を提示する映画だと初めは見た。つまりは「評価する前に全てをじっくりと見、理解する」ということだ。しかし後半からそれは「我々とは何か」に変容する。祖父は教壇から退場することで、家族たちに全てを見つめさせ、我々と呼ぶ一群の人間とは何かを語る。これは大人をも啓蒙する力を持つ。
(★4 水那岐)

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