[コメント] ゴースト・ドッグ(1999/独=米=仏)
異文化には解されぬものと見つけたり。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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イタリアン・マフィアがそれはそれは流暢なラップをかます小ネタなんかは、なんだかんだと的を射た揶揄だったと思う。でも…
「家臣とは君主のために命を投げ出すものである。だから、殿、早く、おいらを殺してちょんまげ〜!」
壮絶など勘違い。命を賭して侍ごっこを完結させる様に、呆気にとられた。
だいたい、サイレンサー付きのピストルを刀に見立ててシュルシュルやるだなんて…少年ジャンプじゃあるまいし、赤面ものである。
まあ、でも、こういう勘違いも、ストーリーが良ければそれなりに楽しめるものだ。しかし、当のジム・ジャームッシュ は、某日本のテレビ番組でこう嘆いていた。
「俺は、タランティーノみたいな、面白いストーリーは考えつかないんだよ〜。」
合掌…
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