オープニングの素晴らしさにいきなり惹きつけられ、帽子を投げる仕草を見た時にはもう降参。これが映画ってやつだなと、ひとり頷く。いわゆる「味」だな。いいもん作ったるぞっていう熱意が充満して息苦しいくらい。凄くいい意味で、作り手の存在を身近に感じる。俺と作り手がすごく良い関係を作ったんだな。最近の映画にはこれが欠けている。マイヤーズもそりゃパロディにしたくもなるよ。こんな愛すべき映画ならね。きっとあいつはこの映画大好きだね。馬鹿にしながらもなんだかんだいって大好きだね。あっちを先に観た俺にはこっちがパロディに見えるんだから凄い。それと音楽、これもいいね。でもってやっぱり俺もダニエラ・ビアンキ 。俺の場合はボンドに会う前の、あのおばちゃんに指令を受けてる時、あの登場シーンがピークだったね。上官の前で真剣な顔つきしてる時のあれがたまんねぇ〜。俺も教育してぇ〜。以上！