[コメント] アルマゲドン(1998/米)
面白い。「週刊少年ジャンプ」や「別冊マーガレット」を読んでいるような気分ではあるが。
この頃の宇宙パニック物は、『マーズ・アタック』を除いて本当に金太郎飴のように似ている。それぞれ映画としてはエンターテイメントに仕上がってはいるが、あまりにポイントをマーケティングされていて、後でそれぞれの違いを述べよと言われても困ってしまう。
「週刊少年ジャンプ」や「週刊ヤングジャンプ」、「別冊マーガレット」など、集英社のマンガ雑誌のアンケート主義/パターン量産主義は確かに雑誌部数を伸ばした。しかし、いったんコミックス化されるとそれらの雑誌掲載のマンガは小学館、講談社に部数で大きく及ばない。
つまり、集英社のマンガは読み飛ばすには最適だが、家で全巻揃えてとっておきたいマンガではないということだ。
金儲けとしては正しいのかも知れないが、映画界にとって集英社的な映画が主流になるというのは非常に危機的なことだと僕は思う。
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