★ご注意★

執筆者は大変興奮しておりまして、かなり不穏当な表現があるかも知れませんが、「自分の（このサイトでの）全存在を賭けてまで、トニカクこの映画が素晴らしかったことを伝えたい」という衝動に突き動かされているので、何卒ご了承の程、宜しくお願い致します。てゆーか大目に見てやって。

★本文★

畜生、畜生！5点だ！つーか100点だ！素晴らし過ぎる！ピクサー映画中最高！何が宮崎駿だ！何が押井守だ！何が大友克洋だ！そんなもん（特にここ数年の彼らな）、束になってかかっても、この映画に敵わねぇ！駄目だ、脱帽だ！俺の五感がそう叫ぶ！『千と千尋』？『ハウル』？『イノセンス』？『スチームボーイ』？…捨てちまえ、そんなの。…キャラクター、シナリオ、メカ、スピード！音楽！小道具！ああ！ピクサー万歳！ピクサー初の「ほぼ完全大人向け」路線だったけど、ディズニーさん…、あんた幸せだよ、こんな素晴らしいの作ってもらってよぅ！…そんでもって（全然話変わるけど）、日本語吹き替え版の出演者は全員素晴らしい！完璧！特に黒木瞳、あんたよくやったよ！惚れた！三浦友和もすげえ！見直した！であんた！宮迫博之！あんたすげえ！すげえよ！あー面白かった！あらゆる意味で面白かった！素晴らしかった！…これ見て思ったんだけどさ、ぬぁーにが、「萌え」文化だよ！バカ！…この映画を観るまで、俺も「萌え」を理解し、愛し、そこから離れられない自分を肯定し、それが何らかの「文化」「癒し」、もっと言えば「人々の心に残るもの」を生み出しているのではないかと考えてきたけどさ、この映画観てさ、「ああヤッパ駄目ぢゃん、もうこんなに先超されてるじゃん」と思ったわけよ。日本人が（しかも仮にもクリエーターの立場をとる輩達）がさ、「萌え」てﾊｱﾊｱしてるうちはさ、（他に映画に愛犬を出さずにはいられないやつとかさ、漫画家時代の栄光に自分が一番毒されて、ダメな映画を長年かけて作っちゃってるやつとかね）、この映画を超えるものなんて誰も作れるようになれねーよ！ケッ！てな感じなわけですよ。

以上です。補足させていただきますと、じゃあ執筆者が「萌え」の世界から離れられるようになったかと申せば、それはここでは答えますまい。…しかし、「萌え」の世界に対し、以前よりやや冷静な視点に立てるようになったことは、間違いないようでございます。（てゆーか、異常な、洗脳された状態から、ようやく普通に戻っただけか。）