[コメント] チャップリンの 独裁者(1940/米)
イデオロギーの臭いぷんぷん…というのは言い過ぎにしても、
イデオロギーの臭いぷんぷん…というのは言い過ぎにしても、チャップリンの映画にしては、メッセージが余りに露骨な気がする。
まぁ、作られた時代を踏まえた上で鑑賞せねばならないのだろうが、そう考えるとそう考えたで、この映画を時の政府は大歓迎したのではないかと穿ってしまう。しかし、そういう下種の勘繰りを誘発してしまうのは、チャップリンのウィットとユーモアですら隠し切れない「説教臭さ」(悪く言えば「プロパガンダ臭」)の為せる業かと自己正当化してしまったりもする。
しかし、世間一般大多数の評価通り、映画史に残る名作なんじゃないかという気もしている。
知恵の無い身の悲しさ。逃げる様で忸怩たるものはありますが、採点できません。
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