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[コメント] ジャンヌ・ダルク(1999/仏)

電波少女の隆盛と没落
こしょく

 ってなところですかね。

 映画を観ていると色々な感慨を抱くものですが、この作品の場合、主人公の「イタさ」と周囲のマトモさのコントラストが際立っておりました。権力者の打算や、主人公の友人達の親身な助言や愛情表現、どれをとってもマトモ過ぎるほどマトモ。対した主人公の「イタさ」は特筆モノ。

 いやいや、それをもって主人公を「異常」というつもりはなく、単に鑑賞して感じたありのままを述べれば…というだけです。故に★2ではないのです。もっとも、故に★4ではないのですが。

 蛇足ながら、僅かながら私の琴線に届いたのは、将軍達の愛情表現。特に、太目でイガイガ甲冑を着けてた人、その外見と相まって好い味出してました。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)KADAGIO[*] Myurakz[*] イライザー7

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