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[コメント] ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女(2005/米)

ハァ…
ミレイ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この映画のことがとにかく好きじゃない。 かなり辛口なのでこの映画好きな方はすみませんということで、 去年劇場で鑑賞したんですが、あまりの酷さに記憶から葬り去ってました。 でも思い出したらまた腹立ってきた。

・なんという個性のないファンタジー世界描写。

・半獣人に感情移入出来るほどいいところが私には見当たらない。ひたすら愚かなのみ。

・母国は無情な戦争中。母親と空襲におびえる毎日だった3兄弟→ナルニアでは自分達も、むしろ先頭に立って戦争するアホさ

・しかも自分の力でなく勝って、調子に乗って国王に納まり、母親のことを忘れてウン10年のらりくらりと暮らす。君達母親の事はどうでもいいのかな?

・特別4人に帰りたいという意思がない

・ライオンがご都合主義的に死んだり生き返ったり

・というかマジでさ、子供が国取り合戦に利用されて殺し合いするなよー怖いよこの子たちー

・子供4人とも勇者とか国王とかになるような器じゃない。どうして国民はあんな長男マンセーな感じになれるの?誰でもいいから責任押し付けられる奴欲しかったんじゃね?

・長男の調子乗りっぷりスゲェ

・白い魔女のまさかの肉弾戦

・白い魔女に止めを刺すのは長男次男ペアかと思いきや、ライオンが突如「ガオー」と言いながら突撃してきてジエンド。あっさり、組敷かれただけで絶命。気が付いたら闘いが終わって祝福モード

・つうかマジでそんな理由もあいまいな戦争に参加すんなって

見た当初もっと色々怒っていたんですが、このくらいで。 これは酷いなぁと思いました。 次男が元来持っていたコンプレックスにより転落していくエピソードは良かったです。 でもそれすら回収の仕方が雑でした。大事な部分が全部雑。世界観も雑。

うわさによると、原作はキリスト教の理念に基づいてそれをモチーフに書かれているそうです。聖書を読んだ人はまた違った見方をするそうですが、私はクリスチャンじゃないからそんなん知らない。この映画観て原作読む気もうせた。

(評価:★1)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)HILO[*] きわ

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