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[コメント] マン・オブ・スティール(2013/米)

NYを壊しまくるシーンは派手だが、ただ壊しまくるだけで飽きるんだよね。それよりね、あのスーパーマンには人を優しく接しようとする愛情みたいのが足らない。女性を助けたと思ったら全速力で飛んで行ってしまった。アホか風圧で死んでしまうだろ!
ギスジ

リチャード・ドナースーパーマンが、空から女性を抱いてスゥーーと降りていくシーンは今観ても何故か感動します。そして安全を確認したらまたスゥーーと飛んでいく。ただそれだけなんだけど、とても美しいんだよな。

マン・オブ・スティールのスーパーマンに、そういった気品と優雅さみたいのは感じなかった。ただ暴れまくって地球救いました!みたいな。たしかに今の時代だったら、ドナーのスーパーマンよりなんでも出来て、どこでも飛ばせるんだろうけど、ザック・スナイダーのCGにリアリティは感じないんだよな。ビルを破壊しているって言っても、ビルの壁にCGでちょこょこと爆風つけてだけにしか見えなくて、細かい描写まで描かれていないように感じます。

ゾッド将軍との最終決戦も全然面白くなかった。超絶スピードでお互い殴り合ってるんだけど、二人ともケロッとしていて誰がダメージ食らっているのか全然分かんない。まだ、パシフィック・リムのロボット同士の殴り合いの方が面白かった。

ストーリーもね。クリプトン星のお話の長いこと長いこと。アバターの劣化版みたいな世界観を見せられても誰も「おおーー!」と思わないよ。スーパーマンの[S]はアルファベットの[S]じゃないとか、どうでもいいし、理由付けなんかはいいから早くクラーク出せ!と思った。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

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