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[コメント] まぼろしの市街戦(1967/仏=伊)

反戦者向けの楽天的反戦映画。超現実的発想と展開が面白い。精神病院モノとしては人間の闇に迫る『魔の山』の方が好き。
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







シュールだが、わかりやすいメッセージ。こういうのんびりした映画は今後もう作られないかもしれません。

Le Roi Du Coeur(ルロワデュクール)=ハートのキング

ASILE D'ALIENES(アジールダリエネ)=精神病院

ドイツ軍撤退で、もぬけのカラの街、精神病者天国。しかし、無法地帯ではなく、それぞれ社会的役割で自己実現。

たまたまトランプゲームの中にまぎれこみ、ハートのキングを名乗る。

うぶな女の子コロンバイン。電線綱渡り=謎の演出だが、なぜか印象に残ります。

0時3分前、止めた!

イギリス軍進駐、打ち上げ花火。花火を見て、ドイツ軍、爆破成功と思い、街へ引き返すと、広場で両軍遭遇。市街戦。相打ち全滅。

市街戦をゲームと思っている精神病者。ゲーム終了で精神病院に戻る。

ブランピック二等兵、勲章もらうが、楽しかった精神病者との生活を思い、伝書バトのカゴにハダカ姿で精神病者になりすまし?。

(評価:★3)

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