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[コメント] ひまわり(2000/日)

僕が彼等と、ちょうど同じ位の歳というのもあってか、登場人物のセリフや行動にとてもリアリティを感じられ、僕の意識が完全に映画の中に入り込めた。
観苦念

小学生の頃のシーンなんかも、自分の記憶と、かなり重なる部分があった。「こういうヤツ、いたんだよな。」とか思ったり。

観れば観るほど、どんどん映画の中に引き込まれてしまった。

そういう映画って、とても希少な存在だと思う。

「輝明」が最初は、名前も思い出すのがやっとだった「朋美」が、最初の方では、ホントに全然画面に出てこないけど、次々に現れる男達の話を聞いていくうちに、段々、姿を画面に現してくる。実際、そういうモンなんですよね。小学生の時の同級生とか、初恋の人とかっていうのも。何かキッカケがなければ、その先の人生の中で、思い出す事もなければ、影響を与える訳でもない。

でも、終盤でのラストを締めくくるまでの展開に少し不満はあったかな。

それ以外には、特に文句なし。大好きです。

(評価:★5)

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