[コメント] 穴(1960/仏)
俳優の方々どうもお疲れ様でした。ひたすらどんがどんが、がりがりがりがり大変そうだ。しかも映っているのは手だけだ。コメディ映画より笑えるシーンもいろいろあった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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にしてもあのラストはないよなー。何で裏切るかなマット・デイモンちょい似の新入りめ!確かに複線はあったもののまさかのまさか脱獄映画でこのどんでん返しとは・・・。残りの4人なんか服脱がされて黒ブリーフ1枚になって一列に並べられちゃったんだぞ。
あの「潜望鏡」に看守がずらっっっっと並んでいるシーンを見たときは本当に、まるで自分がばれたかのようにびっくりしてしまった。でもこれこそがまさしく映画の醍醐味だと思う。つまり一瞬の映像でストーリー全てを語り得ることができるという特質。作品の大部分を占める穴掘りと騙しのテクニック、それらが皆たったのワンシーンで覆される。得てしてどんでん返し系の映画ではその効果が絶大な力を発揮しているように感じられ、また一種の爽快感を得る。
原題Trouは「徒労」のことだったんですね。我ながらうまい。
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