[コメント] 凶気の桜(2002/日)
薄気味悪い映画
10月19日渋谷東映で、むしろ窪塚洋介に殴られる側の若者たち(笑)と一緒に鑑賞。初日だけあって入りは8割ほどとなかなかの出足。 鑑賞後のカップルの会話に聞き耳を立てると、女の子は嫌悪感を抱いたようだ。まあ、正しい反応だと思う。
慢性的な不況、社会不安をまさに象徴している映画。 外的存在や環境に拠りどころを求めるなかで、誤った理想主義に走ってしまう脆さ。そして内面において直接的な刺激でしか存在を確認できない愚かさ。
自分の存在なんて、自分の体を見ればわかるだろうよ。どっかが自分の意思によって自分だけの力で動いているだろう?他者との関係性なんて本質的には関係ないよ。
こんな表現がCoolでIceだなんて思ってるとしたら大間違い。はっきり言ってカッコ悪い。
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