[コメント] 遠い夜明け(1987/英)
「正義」の映画。度重なる絶望的な状況にも譲れない正義と忘れられない友情を胸に希望へ向かい続ける姿に感動。久々に思った、映画って本当に素晴らしい。いつか人種にも国籍にも何にも囚われないような世界が来る日を望む。
日本人はかつて南アフリカで「名誉白人」と扱われていた。つまり、日本は南アの支配階級と仲良くやって、白人の「位」に「昇格」させてもらっていた訳だ。日本の愚かな「脱亜入欧」思想と南アの異常な「白人至上主義」を基盤に成り立ち、そしてまた、政治問題に不干渉とした上での悪しき友好関係であった。日本も決してこの問題に対し無実ではなかっただろう。その無関心が多くの人命を奪わせていた。
ちなみに、アパルトヘイトを考える映画ということでは『リーサル・ウェポン2』もちょっとオススメ!(笑)人種差別なんてのは馬鹿の目にも「間違ってる」と分かることだったんですよ。
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