ああああ〜〜〜、勿体無い、実に勿体無い。 これほどの素材を・・・・。

シリーズを通して唯一ぶるぶるっと鳥肌のたったのはこの映画の最後の結婚式のマニー・ペニーに目でサヨナラを言うシーン。あの時にマニー・ペニーはほんと良かった。

・・・で、話は戻るが、もし、これをリメイクするとしたら、監督はコッポラにする。で、ちゃらちゃらしたムードも全部なしで、ひたすら『ゴッドファーザー』モードで、イタリアン・マフィア系を縦糸にして物語を創りたいなあ。父と娘のドラマ。娘が死ぬのは物語の中盤で二人の逃亡の時でいいんじゃないのかなあ。最後に持ってくる必要なし。で娘を殺された父と恋人（ボンドのこと）の復讐モノにしちゃう。やっぱりブロヘルドには馬を飼ってもらわにゃいかんでしょう。音楽はもちろんニーノ・ロータ。 ボンドはラッセル・クロウ、妻になる娘はキャロル・ブーケ（はは、だぶっててもいいじゃん）、 マニー・ペニーはもちろんキム・ベイシンガーで、娘のオヤジでイタリアン・マフィアのボスはフランク・ウィリアムズだ！！

ああ〜〜、なんでこんなにイマジネーション膨らむ素材なのに、あんなにバランスわるい映画になっちゃったんだろう。 ほんと、もう一回なんかの形できちんと作り直してほしいなあ。