[コメント] スパニッシュ・アパートメント(2002/仏=スペイン)
最初に行った、「母の知人の姪」の家に滞在したほうが、面白い映画(+主人公の作家としての本)ができたのではないか
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
昔留学していて、似た経験があったので期待してみたのですが、残念でした。
・異文化体験と言えど、結局みんなヨーロッパ
他の方も書いていますが、EU圏外の留学生もたくさんいるはずなのに。みんなキリスト教、みんな英語。
・ルームメイトの深掘りがない
本当に交流はあったのかしら。
・最初に行った、「母の知人の姪」の家に滞在したほうが、面白い映画(+主人公の作家としての本)ができたのではないか。あの家の2人が気になる
・ラストの就職先も、面白そうだった。大して業務内容も、同僚も知ろうとせずに辞めてしまうような作家の本、つまらなそう。ファンキーでクレイジー(のよう)な留学体験の結果がそれじゃあ、ひねりが無い。
・レズビアン、ゲイに対する周囲の反応と描き方が、今世紀のEUとは思えない。
いまどき、恋人の弟がゲイだったと凍りつくイギリス人や、ルームメイトの女が女にキスしたと騒ぐドイツ人なんていないでしょ。ドイツ人とイタリア人が「ゲイっぽく」描かれていたことだけは、よかったですが。
・結局何が言いたかったのか良く分からない。
脚本の問題
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