[コメント] 愛人ジュリエット(1951/仏)
「肉体の枷」と「精神の枷」との間で揺れる男の取った選択は…(2003/02)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「夢ならどうか覚めないで…」
追いすがってくる女を見捨てて男は夢想の扉を開く。けっきょく彼は、「ジュリエット」そのものではなく、自分の中に生きる「理想のジュリエット」を追いかけていたのだろうか。
花嫁をさらう某有名映画のラストのような清清しさは全く無い。しかし、こちらの方にリアリティを感じてしまう私は、なんとなく不幸じゃないか、と思う。
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