[コメント] ドラゴン怒りの鉄拳(1972/香港)
この映画でのブルース・リーの怒りは、世界中の被差別者の勇気になった!
子供の頃、この映画から「人種や国籍で人を差別しちゃいかんなあ」という当たり前の事を勝手に学んだ。リー演じる中国人青年に感情移入することでそれができた。日本人が近隣の国々でどんな振る舞いをしてきたかという歴史的事実をオレが実感を持って理解できたのは、教科書からでも授業からでもなく、本作品をはじめとする数本の映画からだった。
オレたちは「東亜病夫」じゃない! ブルース・リーの「中国人をバカにするな!」という叫びは、中国人だ東洋人だというスケールを越えて、世界中のマイノリティーの心に届くメッセージだ。キング牧師の演説も感動的だけど、オレは断然こっちだね!(キッパリ)
ところでこの映画の可憐なノラ・ミャオが忘れられません。観るたびにドキドキします。ズバリ言って大好きです。だからあの夜の公園のシーンは、相手がもしブルース・リー師父じゃなかったらムカついてたでしょうね。
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