[コメント] ドリーマーズ(2003/伊=仏=英=米)
ドリカム編成のシネフィル3人組が繰り広げる変態青春エロ映画。チャップリンとキートンのどちらが偉大かを議論し合うシーンなど、典型的なウザいオタクの会話って感じで笑ってしまった。欲望に忠実なのか、頭でっかちなのか、よく分からない。
まあ、なかなか変態心をくすぐるシーン満載でワクワクしたし、サミュエル・フラーやらニコラス・レイやら、ゴダールやらトリュフォーやら、映画フリークにはお馴染みの固有名詞がバンバン登場するのもご愛嬌で、結構楽しめたことは楽しめたのだけれども、やっぱりベルトルッチの映画って、何がやりたいのかイマイチ不明瞭な感じがして乗り切れない。どうにもピンとこない監督である。また、ヒロインがガサツな肉食系女子という感じで、あまり綺麗でもなく、エロいことを描いてるのにあまりエロさが感じられないというのも不満といえば不満であり、なんだかいろいろと物足りないのだった。
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