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[コメント] エトワール(2000/仏)

すでにバレエというより、全てを犠牲にして、愛よりも激しい、原罪のごときもの。
は津美

生命すべてをかけた踊りに思わず涙。まさに神の御業の域。

神学校の入学規定には「神のお召しがあった方」というような一文が あるんですが、まさに神様がほんのわずかな人間をお選びになって その業を背負わされた、という感じ。

ドキュメンタリーとしても秀逸。バレエという素材に対する真の理解がある。

そういえばロモリがヌレエフについて語るシーンで 彼の後ろにヌレエフの写真があった。 何の説明もなく、さりげなく。 私は残念ながらヌレエフやフォンテーンの世代ではなく ドンやバリシニコフあたりからで、ギエムが私にとってのミューズで (今だにギエムのオーラは忘れる事が出来ない!) それにしたって、ヌレエフの最盛期を知らない事は非常に残念なことだ。

(評価:★5)

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