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ナム太郎さんのコメント: 更新順

★2愛する(1997/日)監督熊井啓って聞いて嫌な予感がしていたのだが、それが見事に的中。愛する酒井美紀が出ていたから我慢したけれど、そうでなければとても最後まで見る気にはなれない究極の駄作。その哀れなほどの熱演にはまた違った意味での涙を禁じえない。[投票]
★3日本の熱い日々 謀殺・下山事件(1981/日)どこかで見たようなタッチと思いきや、なるほど、今井正お抱えの中尾駿一郎撮影。雰囲気づくりには成功しているが、肝心の熊井啓演出にはやはり満足しきれない部分が多い。仲代の演技も私にはつらかった。[投票(1)]
★3帝銀事件 死刑囚(1964/日)事件の真相に迫っていく展開が、スリリングな映画的興奮にまでつながってこないのが残念。[投票]
★3典子は、今(1981/日)この映画の成功は、辻典子さんが「松原典子」という役をしっかりと把握し、演じきっているところにある。その姿に私は素直に希望の心を感じ取った。[投票(1)]
★3海潮音(1980/日)恐ろしいまでの荻野目慶子の演技。当時は同世代の女優にもこんな天才がいるのかと驚いたものだ。[投票(1)]
★4ヒポクラテスたち(1980/日)現在も映画を量産し続ける中毒監督大森一樹唯一の傑作。悲しいかな彼は自らが持ち得る才能の全てをこの1本に注ぎ込んでしまった。[投票(1)]
★3あゝ 野麦峠(1979/日)「見なさい!」的な雰囲気が当時から嫌だったが、大竹しのぶ原田美枝子の競演なんて今じゃ考えられそうになくて貴重。また今のイメージだと2人の役柄がまるっきり逆に思えるところが面白い。「人に歴史あり」とはまさにこのことかとふか〜く納得。[投票(2)]
★4曽根崎心中(1978/日)あまりにもあんまりな台詞まわしに最初は苦笑さえしていた私。そんな私が知らず知らずのうちに画面に釘付けになり、最後は身も心もひとつに溶けていく2人の姿に大粒の涙を流していた。いや〜参った。[投票(4)]
★4ミッドナイト・エクスプレス(1978/米)恋人の乳房に泣いた…。[投票(2)]
★4スター・ウォーズ(1977/米)アミダラ女王のあの美貌を見てしまった今、レイア姫との初対面がまだ無欲なガキの頃でよかったと、なぜか胸を撫で下ろしてしまう私であった。[投票(2)]
★3ミスター・グッドバーを探して(1977/米)結末は予想どおりだったが、その表現は予想をはるかに超えるものだった。ダイアン・キートンの代表作という声にもナットク。[投票(2)]
★5祭りの準備(1975/日)中島丈博の私小説世界を黒木和雄が完璧に映画化した傑作。ハナ肇の父も、その父の浜村淳も、竹下景子杉本美樹桂木梨江のチチも甲乙付けがたく素晴らしい。もちろん原田芳雄の演技にも心からバンザイしてしまう。[投票(3)]
★4妹(1974/日)あの頃の叙情派フォークと同じで、良くも悪くも時代の産物。個人的には兄貴たちの時代の映画だが、その残り香は悪くない。この時代の秋吉久美子がいかにカリスマ的人気を放っていたかはよくわかる。[投票]
★4赤ちょうちん(1974/日)池袋界隈で間借りしていたあの頃のふたりのアパートは、この間久々に上京した時に見に行ったら無くなっていた。そのあとたまたまこの映画を見た。何故か無性に泣きたくなった。[投票(2)]
★3サンダカン八番娼館 望郷(1974/日)老婆の役づくりのため歯を抜いた田中絹代の女優魂は見事としか言いようがないが、それだけでこの作品を「良し」としてしまうのはどうか。サンダカンのシーンは高橋洋子の頑張り以外全く見るところがないように思うのだが。[投票(1)]
★5ファントム・オブ・パラダイス(1974/米)デ・パルマファンをも引かせてしまうその突出したカルト性。しかし実は主人公に激しく感情移入してしまうような丁寧な演出が施されている作品であることを忘れてはならない。これは見事な傑作だし、その出来栄えゆえにカルトとなり得たと信じている。[投票(2)]
★5アメリカン・グラフィティ(1973/米)SWシリーズでも「愛」を描けないルーカス。改めてこの映画を見てみると、やはりこの人は「恋」どまりの人なんだなと思ってしまう。しかしここで描かれる「恋」は、まさに若き頃の心の落書きをなぞって痛い。[投票(3)]
★4パンダ・コパンダ 雨ふりサーカスの巻(1973/日)子どもに至福のときを与える最良の続編。 [review][投票(1)]
★4パンダ・コパンダ(1972/日)30年前の私はこの映画見たさのために1日中映画館にいて親を驚かせたが、今うちの子どもはこの映画のビデオを擦り切って私を驚かせた。 [review][投票(3)]
★5八月の濡れた砂(1971/日)ラジオの「オールナイト・ニッポン」待ちの深夜、偶然にもテレビでこの映画に出会ってしまった真面目な?田舎の中学生を「興奮」させると同時に「狼狽」させてしまった罪深き傑作。[投票(1)]