僕はというと、すごく感動しました。小学生のとき一度テレビで見たことがありましたが、そのときは、よくあるファンタジックな映画でした（つまらなかったという意味ではないです）。それが大学生になってから観たらこんなに感動してしまった。

大学生になってから童心に返ることが多くなったみたいです。あきらかに子供向けに作られた昭和ガメラを観たり、子供の頃に夢中になった漫画の「ドラえもん」を読み直したりすることがあります（詳しくは『キングコング対ゴジラ』のレビューを参照……と、宣伝）。

しかし、この映画は昭和ガメラよりも、「ドラえもん」を読み直すのよりも、何十倍もの感動を与えてくれました。

ひょっとしたら、この映画は子供が観るよりも、童心に返りたい大人が観る方が感動できるのかもしれません。ビデオでなく、映画館で観たのも感動の理由でしょう。