[コメント] 涙そうそう(2006/日)
『みゆき』的な結末なら、まだ許せたかも。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ニーニーとカオルが、最後の最後に互いの愛に気づいて結婚するって話なら、 「なんだよ結局、おまいら二人に振り回されただけかよ!」って、 まだ納得がいくのになぁ。
「兄妹は結婚できないんだよ」っていう幼いころの回想シーンを、 一番最後に挿入したのも、意味不明だし。血がつながってなくても、 兄妹は愛し合っちゃいけないってことが、言いたかったんだろうか?
それに、終盤の展開、あれ何??? 台風で木が折れて、部屋を直撃!(うっそー!) ニーニー、嵐の中を登場(あー、きっと来ると思ったさー) ニーニー、高熱で倒れる(おいおい!) 病院に運ばれて重病らしい(ま、まさかー) ニーニー、とびきりの笑顔(遺影〜♪)
借金背負った直後の過労死なら、まだわかる。 借金も返済して、カオルの学費も落ち着いて、ミニバン屋台も出して、 そんで、落ち着いた後なのに、死ぬかな?
ドラマで、主人公を簡単に殺しちゃいけませんよー。 そんで、それで観客を泣かせようとしちゃ、もっといけません。
こちとら、妻夫木君の笑顔の遺影が出てきたところで、 思わず大笑いしてしまいましたよ。
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