今まで聞いてきた評判によるとゴダールの中の最高傑作だとか、これからゴダールが面白くなくなったとか聞いた。

なにやらこれを作ったときゴダールはまだ30代だったそうな。若い。まぁ30代から『愛の世紀』なんて作ってたらそりゃ恐ろしいさ。

この映画。凄かった。なんか凄かった。宇宙をさまよった映画。

あの渋滞シーンや破天荒なカップル。なにもかもが豪快。というか斬新。といかぶっ飛んでる。なるほどなるほど、これがゴダールの本当の姿か、と思うと本当にゴダールは凄いと思えてくる。

これだけアホな笑いを提供しつつもきちんと何かしらのメッセージ性らしきというか、批判精神というか、込められている。

俺もまだまだ幼稚だから完璧に理解しきれたわけではないがそれでも「面白い」というか凄かった。

ただ確かにそれは最初の1時間では言えたが、後半の展開は少しだるい。中だるみがきた。まぁそれでもクライマックスもそれなりに面白くは合ったし。

やっぱ映画って凄いねぇ。

総合・・・5☆☆☆☆☆☆