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[コメント] チャップリンの殺人狂時代(1947/米)

だふだぶのズボンもステッキもチョビ髭も無い代わりに怖い怖いチャップリンが観れる。これがチャップリン映画か?と戸惑いそうだし笑いも少ないがドラマとしてとても優れていると思う。
マッツァ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







あの焼却炉で果して何が燃やされていたか考えるとかなり怖い。それから、何食わぬ顔で食器を二つ出して、はたと気付いて一つ片付けるチャップリンの平然とした顔の不気味さ。

しかし、町で拾った刑務所帰りの女殺害を思いとどまって手の甲に接吻するシーンの美しさ。「殺人喜劇」と題された映画に、こんな綺麗なシーンも忘れないなんて。心憎い限りです。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)RED DANCER[*] 鵜 白 舞[*] モモ★ラッチ[*]

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