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ジャイアント白田さんの人気コメント: 更新順(1/24)

人気コメント投票者
★5夕陽のギャングたち(1971/伊)全員見上げたダイナマイト野郎だよ!! [review]ひゅうちゃん, 3819695, おーい粗茶, ハムほか5 名[投票(5)]
★3愛のコリーダ(1976/日=仏)この作品からSEX描写がなかったら成り立つのか?で論評すると駄作になってしまいそう。かろうじて大島と言うネームバリューとSEX描写の斬新さを全面に出して逃げ切った先行逃げ切り馬!&SEXを未体験のままで見たら「SEXって嫌だなぁ」ってなる小・中・高校生続出間違いなし映画!! [review]ダリア, picolax, にゃんこ, マッツァほか9 名[投票(9)]
★2風と共に去りぬ(1939/米)映画史上最高の悪女スカーレットを見る事が出来て気分はもう全ての少女漫画を読破した複雑な気分爽快感!レビューは電気グルーヴの「誰だ!」の歌詞(フル)で斬ってみました。 [review]モノリス砥石, 寒山拾得, きわ, IN4MATIONほか25 名[投票(25)]
★5狂った一頁(1926/日)抑圧という壁と心の障壁の鉄格子。触れそうで触れられず、触れても離れることを強制される鉄格子の存在に、大正時代に横たわる荒波を感じる。受け手が様々な事を想像し物事を考えることによって、作品が“真”に仕上がることを立証した素晴らしい実験映画であり、これが映画の潜在能力を示したそのものだと強く私は思う。 [review]ジェリー[投票(1)]
★5カビリアの夜(1957/伊)女である苦しみ、人である叫びの苦悩、目が良すぎるがために暗部の深淵を見過ぎてしまう事の奇蹟。平穏無事な生活・人生の流れの下にある不完全な素晴らしい価値観は、一度死の淵という媒介者を通さなければ真に誕生しないのか。素晴らしい素質であればあるほどに、それは絶対避けては通れぬ茨の道なのか。 [review]週一本, ぱーこ, ボイス母[投票(3)]
★4米(1957/日)不幸話を笑い飛ばしてしまう根性がまだ芽吹かない、不毛で荒れて疲れ果てた体を支えに一所懸命に生きる人間の生活営みの描写が心に染みいる。不幸の連鎖の中にも人間としての方向性を必死に確保する人々の顔が活き活きとしていたのを見逃すことはまずできない。 [review]寒山拾得, 死ぬまでシネマ[投票(2)]
★5酔いどれ天使(1948/日)雑踏に流れる明るい音楽と、それを背負って歩く人間の後ろ姿の暗さが同居するシーンのアンバランスさは、社会の無情さと空虚感を表現している。そして結核貧困ヤクザという三大悪の見事なシンクロ。 [review]寒山拾得, guriguri, 甘崎庵, chokoboほか7 名[投票(7)]
★5儀式(1971/日)この作品、抽象的に描ききった印象なのは、国家というのを取り扱ったから保険で抽象をいれたからであろう。が、しかしそこは大島渚。抽象でありながら中傷的にも描き、戦争総括を先送り対処法で乗り切る国家の問題点を的確に鋭く突いた力作、であり儀式。 [review]irodori, 寒山拾得, 甘崎庵, 町田ほか5 名[投票(5)]
★4右門一番手柄 南蛮幽霊(1929/日)ゴッド山中貞雄20歳の時の脚本と聞いただけで鳥肌がゾクゾクと沸き立ち、サイレントながらも何が起きているかが分かるストーリー展開は絶品です。 [review]KEI[投票(1)]
★4真夏の夜のジャズ(1959/米)魅力的な対象が全てのコマで息吹いて存在し、そのコマの全てが一枚の写真として成立し魅了する。音声トラックに込められた煌めく楽音と声音によって私の鼓膜はとろけ、鼓膜で遮られていた脳みそが小躍りしながら外にとろけ出て私の横でルイアームストロングらの神に見入ってたら次は目までとろけた。うっとり… [review]けにろん, ダリア[投票(2)]
★5帝銀事件 死刑囚(1964/日)米国に保護された政府に保護されている資本家に雇われた新聞記者達によって担がれる御輿。その御輿の中にある事件と平沢という男、それをとりまく主役無き空虚な祭り。歴史を検証していくうえで、さらにその事に対し自分なりに思ったことを述べるのに映像を用いなければいけないという制約が付いた状況で、打破し、進み、完成しきった熊井啓の思いっきりの良さ。無条件降伏です。 [review]寒山拾得, 町田[投票(2)]
★5ビルマの竪琴(総集編)(1956/日)「埴生の宿」が流れるたびに号泣!人間の本来進むべき道を探求した人間の素晴らしい物語です。見終わると「みずしまぁ〜!」という叫び声で遊んでいた自分を戒めること間違いなし! [review]寒山拾得, づん, 直人, もしもしほか6 名[投票(6)]
★5おとし穴(1962/日)けっして汚いわけでもなく、けっして美しいわけでもない。ただただ、理屈抜きでおもしろいおもしろ過ぎる。「おもしろ美」これが言い得て妙な表現かも。こんなおとし穴なら一日、いや1時間、1分、1秒間に何度でもはまって落ちて穴底でもがき笑いたい。腹がよじれる笑いではなく、頭がよじれる笑いが脳天にこみあげてくること間違いなし。 [review]ゑぎ[投票(1)]
★5レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989/フィンランド=スウェーデン)フィンランドに実在するレニングラード・カウボーイズ。そんな彼らの奏でる音楽は底抜けに軽快で心を弾ませる。またカウリスマキが高度な技術で彼らを上手く使っているところに喜びを感じる [review]けにろん, ふみ, ガラマサどん, グラント・リー・バッファローほか6 名[投票(6)]
★3シャーロック・ホームズの素敵な挑戦(1976/米)ユダヤ人が英雄ダビデを安易に絶対視せずに相対化したように、ホームズへの尊敬の行き過ぎの弊害を食い止めたと言ってもイイぐらい、ホームズのモリアーティ教授への執着の原因を分かりやすい「麻薬中毒」にして進めたアイデアは突飛で面白い。終盤の展開に目を閉じればの話だが。 [review]けにろん[投票(1)]
★1帝都物語(1988/日)西村晃の実の父親である西村真琴博士が造った人造人間『学天則』を出したかったがために作られた映画と言っても過言ではない&小遣い稼ぎが出来たギーガーの笑みが頭に浮かんでしまう。 [review]IN4MATION, m, ボイス母[投票(3)]
★5悪魔の美しさ(1949/仏=伊)DJ悪魔メフィストの持ってきた皿は社会であり人の心。それから創り出される音は悲鳴?それとも歓喜? [review]寒山拾得[投票(1)]
★4素晴らしき日曜日(1947/日)前向きに生きようとする彼女の笑顔に支えられている、金が全てで誰も自分以外の他人を気遣おうとしない世の中に悲観してばかりの男の復活には、黒澤の日本復興への祈りが込められている。 [review]寒山拾得, TOMIMORI, ペンクロフ[投票(3)]
★4顔のない天使(1993/米)試験の問題と人々の社会の人生の問題を解くのに一番必要な事を教える優秀な教師マクラウドと教わる優秀な生徒チャック。二人の関係を理解できない人間達の愚かさが二人を引き立たせている。やるなメルギブソン! [review]KEI[投票(1)]
★3元禄忠臣蔵・後編(1942/日)討ち入りシーンが無かった最大の理由は、昭和14年1月に出された「映画製作各社、夜間撮影自粛を申し合わせ」や軍部の小間使いになることへの反発からだろう。むしろ松竹側は軍事体制だから撮らないと決めた溝口健二の判断は、当然と言えば至極当然の映画人、芸術家の本質と言える。国策映画内の討ち入りが無いことを嘆くべきではないのだ。 [review]死ぬまでシネマ, ハム[投票(2)]