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[コメント] 右門一番手柄 南蛮幽霊(1929/日)

ゴッド山中貞雄20歳の時の脚本と聞いただけで鳥肌がゾクゾクと沸き立ち、サイレントながらも何が起きているかが分かるストーリー展開は絶品です。
ジャイアント白田

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







しかし、ゴッド山中貞雄の名言集「従軍記」から引用すると「ラストがプッツリでは、チトサビシイ。」そう、ラストの終わり方は『酔拳2』のラスト以上の余韻ナッシングのプッツン度。せめて坂上夫婦が助かってホッとした風景が欲しかった…。最後も「従軍記」から引用するが「ゴッドに対しての駄目だしに非ず」

___『人情紙風船』が山中貞雄の遺作ではチトサビシイ。負け惜しみに非ず”___

                      昭和十三年四月十八日 山中貞雄

(評価:★4)

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