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ムクさんのコメント: 投票数順

★5ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000/英=独=米=オランダ=デンマーク)救いを感じた。・・何がその人にとって、いちばん大切なものなのか。そこに生き様を見る。 [review][投票(17)]
★5ジョゼと虎と魚たち(2003/日)きれい事も、嘘も。何一つなくて。おとぎ話も虚構も入る隙間なんてなくて。全部本当なんだと思った。脆く、輝いたのが一瞬だったとしても、その一瞬が輝いた時の大切さと愛しさを思う。いい映画だ。 [review][投票(12)]
★5ガタカ(1997/米)ジュード・ロウの表現力!彼ほど素敵な煙草の吸い方をする人を知らない。寂しくて少し苦い煙草。彼がこの映画を静かに切なく高めている。 [review][投票(11)]
★4ノーカントリー(2007/米)血があって、骨があって、本物の肉がある。生々しく、流れる血は本物で、現実だとしか思えない。これはつくられた世界ではなく本当なのだと錯覚するほど。緊張に満ち、一息もつけない。 [review][投票(8)]
★4イルマーレ(2000/韓国)セーターの下から煙草に火をつけるシーンは、忘れられない素敵さ。 そんなちょっとした、ロマンティックでいっぱいの、きれいなきれいな、メルヘンラブストーリー。[投票(7)]
★5八月のクリスマス(1998/韓国)微笑みの深さに、せつなくなった。淡々と流れた時と、あの笑顔は忘れないと思う。 [投票(5)]
★3ラブリーボーン(2010/米)スージーを主人公にして視点を捉え描ききったことに心震える。ファンタジーで美しい世界は冗長過ぎるのが難だけれど意味はあると思う。 [review][投票(4)]
★5暗いところで待ち合わせ(2006/日)小さな幸せが例えようも無い幸せに感じた。傷つきやすい柔らかな優しいもので満たされているお話だと思う。丁寧に丁寧に描かれ演じられた世界に感情を揺さぶられて、心から悲しくて、幸せにもなった。凄い映画だと思う。[投票(4)]
★4花様年華(2000/仏=香港)空気の濃密さが増していく様は、深い香の花が匂い立つようだった。精神的な思いに留まろうとする、清潔さともどかしさが生んだものだろうか。[投票(4)]
★5さらば、わが愛 覇王別姫(1993/香港)愛憎を見せつけられる。愛の激しさが痛くて辛くて、醜い。そして、それを越えて魅せられる。とても美しいのだ。[投票(4)]
★5虹の女神(2006/日)彼女の死から物語ははじまって、一見穏やかに話は進む。けれど、はじめはほんの小さな波紋だった感情の揺れが、幾多もの細波になって世界を揺さぶる。切なくて、もどかしくて、行き場がなくて。胸を締め付けた。 [review][投票(3)]
★5さよなら子供たち(1987/独=仏)喉の奥から膨れ上がってくる濁流のような感情。忘れることはない。 [review][投票(3)]
★3きょうのできごと(2003/日)時間軸の飛び方が好きだ。本人にとっては劇的な、けど周りから見れば些細な出来事。それが繰り返され結局は次の日の朝が来る。そうして毎日が過ぎていく。そういう気だるく緩い時間の流れが感じられていい。実際の上映時間より長くまったり寛げた気分だ。 [review][投票(3)]
★3花(2002/日)作りとしては地味で淡々としているかもしれない。けれど、突然堤が崩壊するように強く感情を揺さぶられた、後をひく映画だった。柄本明が主役ではないのが不思議に思える。 [review][投票(3)]
★4夏至(2000/仏=ベトナム)黒く流れ落ちる髪。 水に触れた、湿った肌と髪。 匂い立つような、果実の瑞々しさ。 そして皆が抱える、秘め事。・・・信じられないほど官能的。 [投票(3)]
★4プラダを着た悪魔(2006/米)仕事をしている人間にも、普通に仕事をしている(と思っている)人間と、真に仕事をしている人間の二種類が存在することを教えてもらいました。題名からしてブラボー! メリル・ストリープの存在感あっての映画です。[投票(2)]
★4デイジー(2006/韓国)全く無駄な言葉がありません。設定やストーリー展開のありきたりさとは比較にならないほど、言葉が選ばれています。言葉が少ない分、表情で、仕草で、静かに雄弁に感情が語られています。心からの拍手を![投票(2)]
★4めぐり逢い(1957/米)ハーレクインロマンス的な展開を見せながらも、ヒロイン デボラ・カーの芯の強さや気高さが、ラブロマンスにありがちな映画とは一線を画している。 [review][投票(2)]
★4シェルブールの雨傘(1964/仏)過ぎ去った時を思う。心に残る映画。 [review][投票(2)]
★4コーリャ愛のプラハ(1996/英=仏=チェコ)困った時に頼る人脈が、あのエロおやじらしくて、いい!何て、にやりとした瞬間、おやじの愛情を垣間見ちゃったりして、にやりは微笑みに変わる。[投票(2)]