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[コメント] アメリ(2001/仏)

オドレイ・トトゥのキュートさと、どのシーンを切り取ってもそれが絵になる映像、耳に優しい音楽、ブラックでシュールなユーモア、良かったです。  唯、何処で幸せになれるんだろう・・・・・
ゾラゾーラ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







アメリはニノの何処に惚れたのだろうかという点が一抹の疑問として残りました。

アメリが恋するニノという男性は、一目惚れするほど容姿端麗でもなく、それほど一目置けるような人となりも見えなかった。

まあ、詰まるところは変人のニノに、変人のアメリがシンパシーを感じて惹かれていったということなのでしょうけれど、その過程が説得力に欠けていた感が否めません。言い換えれば、ニノの人物設定が中途半端で魅力不足ですね。

ニノが知らない娘、アメリに一目惚れすると云うのはあの可愛さなら解りますが、アメリが惚れる人は魅力的でないとなあ・・・・・

その他ご都合主義のストーリーに不満はありますけれど、チャームポイントも数多にあります。

どのシーンを切り取っても絵になる風景、センスの固まりの色彩、小道具、セット等のヴィジュアル。 ブラック、且つシュールで唯の乙女映画とは一線を画しているユーモア。 心地良い音楽。 そして何より、アメリのキャラクターと、演じたオドレイ・トトゥのキュートさ。メチャ可愛いもん。

何やかんやで面白かったので満足はしています。

※作品批評とは関係有りませんが一言。

本日(1月31日)2度目を観に行ったのだけれど、先月観たより人がものすご多かった。 その殆どが女性。中には映画館で観ることなんか殆どしないと思しき、 おばさん、子ども、子連れ、アホそうな娘が居た。 まあ、こいつらが最悪。モノは喰うわ、喋るわ、席立つわ、電話は鳴るわで。

全く、「幸せな気分になれる」ちゅうの期待して来てるのはええけれど、そう云うお前らが周りの人間「不幸せ」にしてるっちゅうの。 ホンマに映画が好きなら周りのことも考えてちゃんと観て下さい、頭の弱いご婦人方。 そしてアホメディアも持ち上げ過ぎ。

折角の良いシネマもこうなると興醒め。 こしょっとやってた頃が懐かしいわ。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)埴猪口[*]

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