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[コメント] ラッシュ プライドと友情(2013/米=独=英)

ハント、ラウダ、アンドレッティ、ロイテマン、ピーターソン、この名前にピンと来るおっさんが映画館の暗闇で人知れず涙する映画。
てれぐのしす

タミヤのタイレル(当時はティレルじゃなくてタイレル)P34がかっこよくて、プラモデル買ったはいいが精巧過ぎるパーツとデカールに挫折して、それでも懲りず今度はフェラーリ312Tのプラモデルを買ったはいいが精巧過ぎるパーツとデカールに挫折して、それでも懲りず今度はマクラーレンのプラモデルを買って(以下略)

という少年時代を過ごした憶えのあるおっさんって、実はあのバブル期のセナ・プロストありきのF1ブームに対して結構冷淡だったし、プロストが引退してセナが死ぬと、皆当時発足したJリーグに流れて行くのを静かな気持ちで見守ったものだ。

そんなおっさんが「J・ハントとN・ラウダの映画」と聞いたらそりゃ観に行くわ。

やっぱハントは天才肌の適当な女ったらしで、ラウダは計算高くストイックに描くのかなあと思ったら予想通りで、むしろ歓迎するべき予定調和。そしてスクリーンを爆走するかつておっさんの少年時代の小遣いを毟り取り続けた往年のマシンたち、あれVFXだよね?お願いそうだと言って!まさか本物じゃないよな?本物だったらおじさんの涙腺はもう限界だぞ。

もちろん史実を知っているから、勝負の行方も当然わかっているのに最後まで手に汗握って観られました。でもF1ファンが観るなら相当古い時代の話だからR35指定ってとこかな。

(評価:★5)

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