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[コメント] インディアン・ランナー(1991/米)

衝撃! 映画監督ショーン・ペンとの出会い。女優パトリシア・アークェットとの出会い。
kazby

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この映画を観たときのショックは相当大きかった。苦い薬を飲まされた感じがして、監督を少し恨む気持ちもあった。それだけ、監督の気合をまともに感じていたんだと思う。

誰の愛情も、フランク(ビゴー・モーテンセン)には届かなかった。同じ空気を吸って同じ家に暮らしていても、あの人は別の世界に生きていた。彼の目に、ドロシー(パトリシア・アークェット)は、愛情の対象として映っていたのだろうか...。

ところで、フランクがドロシーに両親だったか、兄(デビッド・モース)だったか(モヤモヤ)を紹介する場面があって、そこで、ドロシーはただ、”オー”って言って笑ったのだった。あのリアクションは斬新だった(笑)。 そして、あのような巨大画面で、ヒトの出産シーンを見たのはこれがはじめてだったのだ。腰を抜かしそうだった。パトリシア・アークェットは、全身でドロシーを演じていた。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)けにろん[*] tredair[*]

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