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[コメント] バスケット・ケース3(1992/米)

シリーズのこうした進化って貴重だ。一歩間違えば傑作。前作よりも笑撃度は増しており、小粒な脚本ながらもフリークス達を楽しそうに描いている。そして肝心の兄弟は、いつの間にか一人立ちしている。兄弟愛よりもフリークス愛に満ちた作品だ
ナッシュ13

全体的にはほんわか。敵対するのは町の保安官だけで、それ以上、特に突っ込んだ内容じゃないのが逆に良かったのかもしれない。前作までは兄弟愛や恋愛などがヘネンロッターらしく奇妙に描かれていた。今作に限っていえば、かなりフリークス愛に満ちているのだ。それだけブラックな笑いが増えたということもいえる。

惜しまれるのが、だからこそ最後の最後で描いてほしかった兄弟愛。シリーズ最終作、原点に返るという意味では、兄弟のエピソードが少なすぎやしないか。

(評価:★3)

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