[コメント] パッセンジャーズ(2008/米=カナダ)
うーん、ミステリーというか、こりゃあ完全に観客をだましにかける引っかけ映画(こんなジャンルってあったけな?)というべきでしょうか、、。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ハナシがどうも変で、その変さが何処に起因しているのか明確でなく、けれども一応アン・ハサウェイ中心に動き回る展開なので安心していたら、最後にあっといわせるどんでん返し。まあ面白いけれど、伏線といったものも結構不明瞭なので真相に途中から気付く人なんているのだろうか、という負け惜しみは当然僕の中に出現する。
主人公が乗客の一人であればそれなりに怪しむんだろうけれど、セラピストなので最初から僕の頭では圏外にしているわけである。これは例えばミステリーで探偵役を犯人にしてはいけないというノックスの法則というものが古く存在したが、少々それに抵触するものではないか、とさえ思ってしまう。
とはいえ、結構この現代版ミステリーなるものを愉しんだのも事実だ。『シックスセンス』的映画は僕の好みでもあるのでだまされても悪い気はしない。アン・ハサウェイの出ずっぱりの展開といい、隣人の現代版魔女ダイアン・ウィーストの余裕のある演技も楽しめたのでこの映画、買いとしよう。
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