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[コメント] デトロイト・メタル・シティ(2008/日)

やはりマンガが原作なんですね。でも、こんなに漫画チックなマンガもまたちと珍しいというか、いかにも1960年代風ですね。完全B級映画を目指しているところはいいが、感動できるところがあまりないまま、サラーと見てしまった自分。
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やはりマンガが原作なんですね。でも、こんなに漫画チックなマンガもまたちと珍しいというか、いかにも1960年代風ですね。完全B級映画を目指しているところはいいが、感動できるところがあまりないまま、サラーと見てしまった自分。

デスメタルって、立派なロックであるにもかかわらず歌そのもののを十分聞けなかった感じがします。ロックという限りはどんな扮装や会話を交わしていてもやはり芯はハートではないかな。その辺りが微塵にも感じられず距離感を持ってしまったのでした。パンクでも、デスメタルでも何でもいいけれど、音楽を聴いてて心がしびれる映画が見たかったなあ。

とかなんとか、おじさんが言っても説得力がないけれど、映画的にはまず松山ケンイチの演技。100%、頑張りすぎかな。フラットな部分があまりにもなく、珍しく窮屈に感じる。演技派なのは分かるので、演出がそうだったかもしれないが、、。加藤ローサって、当たり前の演技で勿体ない。大根に見えちゃう。これも演出かなあ、、。一番輝いていたのはやはり松雪泰子です。うまい。いいぞ。一番画面を引き締めていたなあ。

ところで、岡田義徳、また例のごとくいつもの扮装だったけれど、セリフがなさ過ぎない? 友情出演か、好きでただ出演しているのか分からんけど、とても贅沢な使い様デス。エンドロールで確認したぐらいでした。

まあ、でも楽しい映画だったのは事実。あっという間の100分でしたから。

(評価:★3)

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