ジョヴァンニ・リビージは最初3枚目の役どころかなと思っていたら、何とうっちゃりの完全主役。ここのところが美しく人の心のナチュラルさが際立って感動を伴う。

ストーリーも出来すぎの感はあるもののそれでもいい終わり。上品で大事なものを賞味した感が漂う。現代の秀作。

開口から自然で、魅力的な語り口。

暗いジョバンニ・リビーシのかなり作った演技。声色さえ自信のなさそうな演技。 うまいです。

感心しました。

若い男女の二人はまるで彫刻のようなどこから見ても１００点美男美女。

でも、この二人が主役のように見えて実は添え物だということが分かってくる。

リビーシ、作りすぎの感はあるもののうまいです。表情が繊細で感情表現もさすが。

堪能しました。

いい終わりで、何か大切なものを拾った感じ。いい映画です。