コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] そして、ひと粒のひかり(2003/米=コロンビア)

全体に強い芯のある映画だ。大人になりきれない女の子がふと転落してゆく青春ものでは決してない。彼女の行動にはすべて意思が見える。
セント

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







むろん、麻薬を運ぶときにもいろいろなことを想定してから自分の意思で選ぶのである。だから、悪夢を見たとしても彼女は後悔しない。いつも前を向いている。

この辺りが通常の転落ものでない女性映画である。

ブツを体に飲み込んで、入国するまでのいきさつは手に汗を握るスリル感がある。何か、新しい映画の息吹を感じる。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。